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〈熊本県御船町〉河地和一さん

【令和三年産 2021年産】河地和一さん 自然栽培米ヒノヒカリ

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「熊本の自然栽培に河地あり」

30年前の決意

熊本県御船町。 吉無田水源からの清流がいきわたるこの土地で、自然栽培に取り組んでいる河地和一さん。
1987年から無農薬栽培に取り組み、2004年から自然栽培に取り組んでいます。
お米以外にも年間を通して自然栽培の野菜を切らすことなくピュアリィに出荷していただいています。
ピュアリィ創業当時からのお付き合いがあり、「熊本の自然栽培に河地あり」と言われるほどの、熊本を代表する自然栽培農家さんです。
河地さんが、無農薬栽培を始めたきっかけは、お父様の死でした。
「若くしてこの世を去った父親。当たり前の様に農薬を使う事が影響していない訳がないと思いました。自分は絶対に農薬を使わないで育てようと、今から30年前に決意しました。」

名水百選の吉無田水源が育む美味しいお米

河地さんは、熊本県御船町・名水百選にも選ばれている吉無田水源の麓で、代々農家をされています。
吉無田水源は江戸時代に240万本にも及び植林により出来た水源です。
こんこんと湧き出る豊かな湧水は地元御船町を潤し、近隣から多くの方が水を汲みに来ている名水です。
河地さんの田んぼには吉無田水源の湧水が直接流れ込み、ミネラルをたっぷり含んだ水が美味しいお米を育てています。

河地さんの自然栽培米の稲穂 自然栽培というと、肥料もやらない野放しの栽培方法と勘違いされる方もいると思います。
しかし、実は「自然栽培こそ一番手がかかる」と河地さんは言います。

農薬と肥料を使わないからこそ、農家さんにとって苦労の多い農法なのです。
農薬をまくと、害虫を駆除するばかりでなく、土壌に生息している有益な微生物まで殺してしまいます。
そのため、土が痩せ、余計に肥料をやらなければならなくなります。
余計に肥料を与えることが、新たな病気や害虫を呼び寄せ、さらに農薬を使用します。
そして、そのような、農薬と肥料漬けで育った作物は、「見た目は立派でも病気や虫に対する抵抗力が弱い野菜になる」と河地さんは言います。
だからこそ、河地さんは”土づくり”にこだわります。
豊かな土壌で育てていれば、野菜は本来農薬も肥料も必要ありません。
水はけがよく、水持ちがよく、温かい土になるための土つくりを日々されています。

河地さんの自然栽培田んぼの夏の様子。
イモリ、カエル、ゲンゴロウ、アメンボ・・・が。
田んぼは山間の棚田にあり、河地さんお気に入りの飯田山が目の前にそびえます。
「ここは、イモリ、カエル、ゲンゴロウ、アメンボとなんでもいる。20年くらいもう農薬を一切使っていません。」 おもむろに、田んぼの横の方に行くと、「ここはイモリ専用の用水路だよ」とのこと。
なんと、そこに住むイモリが冬を越せるための用水路まで作られていました。
イモリのことまで考えられて農業をしている河地さん。 本当に自然の優しさを感じます。

今では減ってしまった日本タニシの姿も。
また、この地は河地さんが書いた絵本『ガオー』の始まりの場所でもあります。
嬉しそうに絵本のシーンを解説してくれ、思わずみんな、笑みがこぼれました。
自然栽培で作るお米やお野菜は、土の状態や天候に左右されやすく、育ち方に差が出がちです。
「それでも、懸命に根を張って、生きよう伸びようとする姿には感動すら覚えます」と河地さんは言います。 「自然栽培の野菜は、はっきりいって色も薄めで株も小さく、見た目はぱっとしませんが、食べてみると全く違います。苦みやえぐみがなく、野菜本来の甘さが際だつのです。」 収穫したお野菜を手に、嬉しそうに語る河地さんが印象的でした。


芸術家と自然栽培農家

河地さんは御船町の地域活性化にも熱心に取り組まれています。
毎年夏に開催される地元御船町のお祭りでは、全長4mもある恐竜ねぶたの製作を河地さん中心となって取り組まれてきました。
製作したねぶたは昨年までで計3体。

河地さん力作の恐竜のねぶた。
すごい迫力でした。
お祭りの前後では県内の様々な施設にも展示されるなど、各方面でひっぱりだこです。
その恐竜をモデルにした『ガオー!』という絵本製作も、絵から文章まですべてを手掛けられ、絵本作家としてもデビューされています。
“自然栽培農家”と”芸術家”という顔を持つ河地さん。 地震を乗り越えた今年の自然栽培米は、河地さんの想いが一段と乗った格別な美味しさです。

10年以上自家採種を続けるヒノヒカリ

河地さんが毎年種採りを続けている自然栽培のヒノヒカリ。
ヒノヒカリは、ふっくらとした炊き上がりとほのかなお米の甘みを感じる食味に優れた品種です。 熊本を代表する品種です。

種採りを10年以上続けているヒノヒカリ。
ふっくらとした炊き上がりと美味しい食味が特徴です。
吉無田水源の湧水と山間の棚田が織り成す河地さんの自然栽培ヒノヒカリは、炊き上がりの薫りがまず違います。
お米本来の良い香りが漂います。
一口、まずはお米だけで食べてみてください。
きっとその美味しさに驚かれることでしょう。 ぜひ、お試しください。

品種

ヒノヒカリ

生産者

河地和一

生産地

熊本県御船町

農法

自然栽培(10年以上)

種情報

ヒノヒカリより自家採種

サイズ・内容量

3㎏・5㎏