〈福岡県朝倉市〉松本一宏さん
★【新米】松本一宏さん 自然栽培米ササニシキ
★【新米】松本一宏さん 自然栽培米ササニシキ
受取状況を読み込めませんでした
【令和5年産 2023年産】松本一宏さん 自然栽培米ササニシキ
ササニシキの名工 松本一宏さんの匠米
福岡県の南東に位置する朝倉市、この地で代々農家を営む松本一宏さん。
慣行栽培、有機無農薬栽培を経て、2007年から自然栽培に取り組まれています。
貴重な九州産ササニシキ
東北で栽培されることが多いササニシキ。
九州の温暖の地では栽培が難しく、台風が多い九州では毎年のように稲が倒れてしまいます。
それでも松本さんは毎年種採りを続け、5年目を過ぎるころからようやく自然栽培ササニシキ米の収穫が安定し始めました。
松本さんのササニシキは福岡県朝倉市の土地に合った、成長を遂げ、自然栽培の特徴でもある、しっかりと根を張ることにより、雨風にも強く、しなやかな稲へと育ちます。
「最初は本当に大変でしたが、今では種が九州の気候にだいぶ馴染んできてくれた様です。」 と松本さん。
松本さんの熱意と努力が結実した貴重な九州産自然栽培米ササニシキです。
そして、ササニシキは古来より日本人が食べてきたお米の原種に近く、より自然に近い品種。だから私たち日本人の体質・口に合うといわれています。
ほのかな甘さと豊かな薫り
松本さんに自然栽培のお話を聞きに行った際、松本さんが自然栽培米を竈で炊いてくださいました。
じっくり時間をかけて待つこと数十分。
竈の蓋をあけると寒空の下、大きな湯気が一面に立ち込めます。
炊き上がったお米はみずみずしく艶やかで、一口頬張るとシンプルに「うまい!」しか出てきませんでした。
薫り豊かでいてほのかな甘さがあり、胃にスッと入っていく優しさを感じます。
天然菌の米味噌を使った味噌汁(松本さんのジャガイモと他県の自然栽培生産者さんが作った人参、玉ねぎ入り)、自然栽培らっきょ漬け、出水の無酸処理の焼きのりで、8合炊いてあったお米があっという間になくなりました。
「松本さんのササニシキ」は自然栽培の生産者さんから直接頂いた種を、種採りし続けているものです。
「種を分けて頂くということは命を繋ぐこと。それが一番の使命だと思う。
だから種を分けてもらう時は直接生産者さんの所へ出向むきます。」
人と人との繋がりを通じて、種を繋いでいくことを大切にする松本さんの真摯な姿勢。
真っすぐなお人柄に心が打たれました。
心技一体
消費者との繋がりを大切にし、ご自身でも援農体験や消費者との懇談会を主催されている松本さんは、「技術論だけの自然栽培になってはいけない」と強く説かれます。
「自然栽培の生産者は、生産者である前に一人の消費者。だからこそ、農だけでなく、衣・食・住という生活全般に対して、自然と調和した生き方をしていくことが大切だと思います。」
自然栽培は、「人づくり、土づくり、種づくり」と言います。
「土づくり・種づくりだけでなく、その根底にある考え方=人づくりが最も大切」と語る松本さんは、ご自身の生き方も自然と調和した生き方を貫かれています。
「消費者の方は、畑や作物を見れば、その作り手がどういう生き方・考え方をしているかが分かられるんですよ。
だから、自分自身も常に一消費者であるという考えを持ち、自然と調和した生き方を実践し続けていきたいと思います。」
さらに松本さんは地域との交流も大切にされていらっしゃいます。
「最終的には、農薬や肥料を使わない田畑が当たり前の世の中になってほしい。そのためには、自分のところだけでなく、地域として変化していくことも大切だろうから、まずは地域の方々にも知ってもらえるよう、こちらからも地域活動には積極的に参加するようにしています。」とおっしゃいます。
自分の田畑が良ければそれでいい、ではなく、あくまでも数十年先まで見越した考えに感銘を受けました。
松本一宏さんが作られているササニシキ。
ぜひお召上がりください。
品種
品種
ササニシキ
生産者
生産者
松本一宏
生産地
生産地
福岡県朝倉市
農法
農法
自然栽培歴10年以上 無農薬栽培歴20年以上
種情報
種情報
ササニシキより自家採種13年目
サイズ・内容量
サイズ・内容量
3㎏~


