自然栽培とは

自然栽培では、土が本来持っている植物を育む力を重視、尊重します。従って、化学肥料・農薬や畜
堆肥等の土の力の発揮の妨げになるものは使用しません。またそのことによって植物の持つ生命力を引き出すことを重視します。農家さんは膨大な年月を費やして、土づくり、タネづくりを行います。
草や作物の管理など、大変な手間と労力をかけています。自然栽培では、自然を先生とします。そして、自然の持っているリズムに順応します。何事も少しづつ、ただし確実に変化していくことを基本にしています。

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自然栽培の普及

私たちは、市場を介さず契約農家さんから直接取引をしています。
それにより、農家さんに適正な利益が残り、安心して自然栽培を継続していただく仕組みを作っています。また新たに栽培に取り組み始める農家さんの支援を行います。一緒に土の状態を診断し、土づくりの計画を立て、先駆者の自然栽培農家さんとの勉強会や交流会を企画するなど、農家さん同士の交流の場を作っています。一人でも多くの自然栽培農家さんが増えるよう、これからも活動していきます。

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自家採種へのこだわり

昔、お米やお野菜の種は農家さんが種採りをすることが当たり前でした。現代の日本の農業では、効率性を重んじる余り、種は毎年種苗会社から買うものとなりました。しかし、市販の種は、過度の食味向上や収量増大を目的として、自然界では起こりにくい品種改良がされていることもあります。また、種子消毒もされ、生命力が危ぶまれます。
ルーツピュアリィでは、契約農家さんに、土作りと共に自家採種を奨励し、それを継続することで、種子に残った肥料や農薬などを取り除き、種はその土に合った種に、土はその種に合った土に順応していきます。その結果、病虫害に強い、気候風土に合ったおいしいお米となります。

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ご注文の都度、自社で精米

お米の品種や栽培方法以外にも、精米がお米の味を大きく左右すると言われます。
ルーツピュアリィでは、お客さまにお届けする直前に自社にて精米を行い、搗きたてのお米をお届けします。
注文を頂いてからまず、色彩選別機にかけ、良米の選別を機械で行います。そして、専門のスタッフが精米を行います。最後に、一つ一つ丁寧に手作業で袋詰めを行い、お客さまの元へとお届けします。

品種のご紹介

アキマサリ

ヒノヒカリに比べてあっさりとした食感が特徴で、甘みが控えめなため、さっぱりした味わいを好む方におすすめの品種です。

ササニシキ

炊き上がりの香りとつやが良く、程よい硬さが特徴のお米です。コシヒカリなどと比べると、アミロース含有量が多いため粘りが少なくあっさりとした口当たり。

朝日

現代農業では作りにくいことから作り手が減り、一部で”幻のお米”と言われています。
粘りは控えめであっさりしており、冷めても美味しいお米です。

イセヒカリ

程よい食感と控えめに感じる甘さ。冷めても美味しいのが特徴です。

アキタコマチ

秋田県を代表するお米でコシヒカリを親に生まれました。あっさりとした中に、お米本来の美味しさがしっかりと詰まっています。米粒に張りがあり、噛み応えが良いのが特徴。

ヒノヒカリ

熊本県を代表する品種。粒はやや小さめで九州の暑い気候にも強く、ピュアリィの契約農家さんでも最も多くの方が栽培されています。ふっくらとした食感で甘みが感じられ、お子様にも人気です。

ミナミニシキ

炊き上がった瞬間の香り・艶が豊かで、口に含んだ際に自然な甘みが広がります。食べた際の食味は非常にすっきりしており、すっと体に入っていく心地よさがあるお米です。

菊地の輝き【生産者オリジナル】

20年以上自家採種を続けて栽培される中で、生まれた品種です。通
常のヒノヒカリより澱粉アミロース含有量が高く、あっさりとした食味です。

稲本一号【生産者オリジナル】

「アキタコマチ」と「ヒノヒカリ」を同時に育て、その中から良い稲だけを選抜し続け、固定させてきました。古くからある2品種の良いとこどり!なので、見た目・味わいともに良質と表現すべきお米です。