自然栽培　甘夏（福島さん）

熊本県水俣市 福島雄治さんの自然栽培　甘夏

熊本県水俣市で自然栽培に取り組む福島雄治さん。

福島さんは、代々続く柑橘農園で多品種の柑橘類を栽培されています。

中でもこの甘夏は樹齢50年にもなる樹で長年収穫を続けている甘夏です。

「熊本水俣に住んでいますがずっと前に水俣病で全国の人に心配をかけ、特に環境汚染は二度と起こしてはならないし、環境汚染の恐ろしさをよく知っているので有機栽培に熱心な組織が多く、水俣はお互いの情報量が特に多い所です。」 熊本県水俣市は1956年に公式認定された“水俣病問題”を抱えた過去があり、地域全体で問題と向き合い復興を果たした環境都市でもあります。

その影響から、近年環境保全型の農業に取り組む農家も多く、その中でも福島さんは先駆者として引っ張っていただいています。

【甘夏】夏みかんに比べて酸味が少ないのが特徴です。甘味と爽やかな酸味のバランスが良く、ほのかな苦みも美味しさの一つ。絞ってジュースにしたり、お酒で割っても美味しいです。

一般に売られている甘夏は、完熟する前の1月頃に収穫し、ポリ袋に入れ、酸が減るまで倉庫で寝かせてから出荷をしますが、

この甘夏は、自然に酸味が抜けるまで樹にならしておき、適度な酸味と甘みがほどよくなった頃に収穫をします。太陽をたくさん浴びて、甘くなった甘夏をぜひご賞味ください。

 

 甘夏のマーマレード

 甘夏の寒天ゼリー