◎【2025年米】植田秀幸さん　自然栽培米にこまる (通常販売用)

【令和7年産 2025年産】
植田秀幸さん　自然栽培米にこまる

産地・生産者

熊本県玉名市岱明町。20年以上無農薬・無肥料の自然栽培米づくりに取り組む植田秀幸さん。50歳で大病を経験したことをきっかけに、自然と体の関係を深く考えた植田さん。食へのこだわりと農業の在り方を追求し、自らの生業を見つめ直しました。

「江戸時代の農法にこそヒントがある」と気づき、自然栽培の道を歩むと決心し転向しました。現在は食味に定評のある「にこまる」と「森のくまさん」を栽培されています。

その背景には、家族の「美味しい！」という言葉と共に、「次世代を生きる子ども達に安心安全な本物の食を届け、健康に育って欲しい」と願う深い思いがあります。

その強い意志で今なお現役で田んぼに立ち、お米を作り続けています。

にこまる
九州で誕生した品種で、「ヒノヒカリ」に代わる次世代のお米として注目されています。
名前の由来は「笑顔（にこ）」「円満（まる）」から。
粒は大きめでしっかりとしており、炊き上がりはつややかでふっくら。粘りと甘みのバランスが良く、口に入れると上品な旨みが広がります。時間が経っても味が落ちにくく、お弁当や外食産業でも高く評価されています。安定した収量と品質の良さから、近年では熊本をはじめ九州各地で広く栽培が進んでいます。

「掛け干し」乾燥へのこだわり
植田さんのお米には、収穫後の乾燥にも工夫があります。昔ながらの知恵を活かし「掛け干し」によって、風をたっぷりと通すことでお米の旨味がさらに引き出されます。できるだけ熱を加えずに仕上げること。どこまでも、昔ならではの知恵を大切にされる植田さんです。