種の存続のための 自家採種
昔、お米やお野菜の種は、農家さんが種採りをすることは当たり前でした。現代の日本の種は効率性を重んじて買うものとなり、しかも90%は輸入の種です。また市販のものは、自然界では起こりえない様な品種改良や、遺伝子を操作していることがあります。そして、種自体に農薬が施されている=種子消毒もあり、種の危険性は非常に高まっています。
ピュアリィでは、契約農家さんに自家採取を奨励しています。種採りを継続すればするほど、種はその土に合った種に、土はその種にあった土に進化していきます。結果、その気候風土に合った、おいしく病虫害に強い作物になっていきます。
自然に習う 土づくり
自然界では、1㎝の土ができるために100年かかります。そして土は、そもそもそこにある植物の残渣物によって作られます。今、日本の田畑のほとんどの土は、肥料や農薬を施したことで「硬く冷えた状態」です。
農薬や肥料すら使わず、種本来の力で育つ自然栽培では、植物の根っこで酸素や水を供給し、その冷え固まった層を耕し出していきます。「温かく柔らかい、水はけ水もちのよい土」にしていきます。どの農家さんも、自然をお手本に観察を深め「作物の身になって」謙虚に一生懸命土づくりに励まれます。
正直に。まっすぐに。自然栽培
自然栽培は、自然界を先生として尊び、学び、自然に沿って生きながら、
その大自然の法則を田畑に応用していく農法です。
基本は、自然の土に戻し保つこと。そのため一切の肥料や農薬除草剤などの薬物を使用しません。それを含む種子等も使用しません。
肥料や農薬に頼ることなく大自然の潜在能力を田畑に発揮すること、植物の本来の生き方に向き合うこと、これをもって「自然栽培」と呼んでいます。