コレクション: 河地 和一さん(河内愛農園)

生産者 河地和一
生産地 熊本県上益城郡御船町
主な生産物 お米、にんにく、グリーンキウイ、伊予柑、七草など
農薬の使用 なし
肥料の使用 なし

「熊本の自然栽培に河地あり」

熊本県御船町 吉無田水源から清流がいきわたるこの土地で、自然栽培に取り組んでいらっしゃる河地和一さん。「熊本の自然栽培に河地あり」と聞こえてくる程、年間を通して自然栽培の野菜を切らすことなくピュアリィに出荷していただいています。

 

「御船の田畑は土の力に恵まれている」と河地さんは話されます。代々守り受け継いできた田畑は、お米をはじめ、大根・かぶ・ねぎ・にんじん・ほうれん草・リーフレタス・果樹のキウイフルーツ・ぶどう・柿などなど。数え上げればきりがありません。

九州では3月から5月上旬にかけて、日中暖かくなると畑の上の作物は花を咲かせようとし、その期間はお野菜の種類が少なくなる「端境期」と言われるシーズンが訪れます。それでも河地さんは、お客様に自然栽培のお野菜を食べてほしいとの想いから、この期間でも栽培することができる、葉玉ねぎや、葉にんにく、ふだん草、モロヘイヤ、水前寺菜など少し珍しいお野菜も作られています。

 

37年以上無農薬で取り組み、2004年から自然栽培に取り組む河地さん。御船町の地域活性化にも熱心に取り組まれ、毎年夏に開催される地元のお祭りでは、全長4mもある恐竜ねぶたの製作を河地さん中心となって取り組まれてきました。製作したねぶたは昨年までで計3体。お祭りの前後では県内の様々な施設にも展示されるなど、各方面でひっぱりだこです。

又、その上に、その恐竜をモデルにした『ガオー!』という絵本製作も、絵から文章まですべてを手掛けられ、絵本作家としてもデビューされています!「絵本を書くことは、昔から夢でした。でもしばらくその夢を忘れてしまっていました。絵本にすればすべての人に見ていただける。私がいなくなった後も絵本は残っていく。ぜひ皆さんに読んでもらいたいと思います。」河地さんの想いを映した絵本とお野菜。皆さまも是非ご堪能ください。

 河地和一さんインタビュー