【ピュアリィオリジナル】梨ジャム
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使わせていただいたのは、農薬・肥料を使わずに育てた高塚成生さんの新高(にいたか)梨。
今年の台風にも負けず、たくましく身を太らせた梨には、秋の味覚を十分楽しませていただきましたね♪
なんといってもフレッシュな梨をそのままいただくのが最高です。しかし、新高梨は特に大きな梨ですから、自然落下したものや、形が丸くならない、外側に傷などがあるものも出てきます。それらを加工に生かしたいという想いで、ピュアリィファクトリーでは、ジャムを作らせていただくことに。
梨はペクチンがほとんど含まれず、添加物を使用せずにとろみを出すのは至難の業。また、安全に召し上がっていただける糖度を保ちつつ、梨がもともと持っている濃厚な甘味に対して、どこまでオーガニックシュガーを加えるかの試行錯誤が続きました。
さらに、梨はpHが高く、酸化しやすい面もあり、自然栽培のレモン果汁をほどよく加えながら、作り上げました。
低糖度が主流の中、甘味はかなり濃厚となりますが、食べ応え十分です。カリッと焼いたトーストに、スコーン、パンケーキに添えたり、ヨーグルトに混ぜてお召し上がりください!
ピュアリィファクトリーのジャム作り
ジャム作りは、製造工程がシンプルなだけに、果実のペクチンの引き出し方、煮詰め加減、材料の配分がとても重要です。十分なとろみが出るまで、果実を砂糖漬けにして、数時間じっくりと待ちます。それからは、弱火で丁寧に煮ることで自然なとろみができます。
一般的なジャムには、添加物であるペクチンを入れてとろみをつけ、レモン果汁ではなく、酸化防止剤を使っている場合があります。
ピュアリィのオリジナルジャムは、じっくりと時間と手間をかけて、果物に含まれるペクチンの作用を最大限に活かしています。また、ミネラル豊富で上品な甘味のオーガニックシュガーを使い、自然栽培のレモン果汁で酸化を防止、甘味を引き締めています。
熊本県荒尾市 高塚成生さんの「新高(にいたか)梨」100%使用
高塚さんの梨園のある“熊本県荒尾市”は、西側は有明海に面し、世界遺産の「万田坑」がある炭鉱の町。荒尾市は梨の産地として有名で、100年以上前から栽培されている歴史があります。若い頃からお母様が営まれている梨園を手伝い、消防士を定年退職した60歳を機にさらに新しいチャレンジを始められました。
2021年から何も薬剤を使用せず、農薬肥料不使用で梨の生育を見守っています。
梨の葉に、毛虫やダニがところどころ見られるのですが、年々薬剤を使う量を減らすごとに害虫の発生量も減少していったそうです。仮に害虫がいても、その虫たちを食べてくれる虫がいる。下手に薬剤を使って、生態系のバランスを崩すより、虫たちの営みを信じて、ぐっと我慢して見守ります。
近年になってようやく、「虫も、台風も、全部は持っていかないからいいじゃないか」そんな心境に立てるようになったそうです。
ただ、カミキリムシだけは放っておくと梨の樹に卵を産み付け、幼虫が内部を食い荒らしてしまいます。樹液を吸いあげられなくなると樹が弱ってしまうため、毎日見回って防除するそうです。
また、園内の草刈りは最小限に抑えて、意図的に草を残すことで天然のマルチとなり土の乾燥を防ぎ、枯れた草は土を肥やしていきます。
梨以外にも広葉樹を植えて、原木椎茸の栽培に使用したり、農薬肥料不使用で野菜の栽培を始めてみたり、20年ぶりくらいに梨園の下にある小川から蛍が飛んできて、園内を舞っていたそうです。
高度経済成長期より以前の、高塚さんが幼少期を過ごした時代には当たり前だった風景を、この梨園でまた見られるように、次の世代があの風景を体験できるように、との願いで高塚さんはチャレンジを続けておられます。
そんな高塚さんの梨は、梨本来の甘いだけではない、味わいや芳香があり、実が引き締まっています。ジャムに加工しても、その味わいが活きるようにと、工夫を凝らしました。
できあがったジャムは、ほのかにはちみつのような風味があり、梨独特の果肉の食感も残しています。いつものスコーンやパンケーキに添えていただくだけでティータイムを優雅なものにしてくれます。ぜひ珍しい新高梨のジャムをご賞味くださいね。
品種
品種
新高梨
生産地
生産地
熊本県荒尾市
農法
農法
農薬肥料不使用
メーカー
メーカー
ルーツピュアリィ
サイズ・内容量
サイズ・内容量
100g
原材料
原材料

