〈熊本県南阿蘇村〉大森博さん
★【新米】大森博さん 自然栽培米イセヒカリ天日干し
★【新米】大森博さん 自然栽培米イセヒカリ天日干し
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【令和5年産 2023年産】熊本県大森博さんの自然イセヒカリ天日干し
「自分がうまいと思うものを、自信を持って作りたい。」
大森さんは元々農家の家系ではなく、新規就農者です。それまでは、自身で輸入雑貨屋を9年間営み、「人が作った物を売る」という商売をされていました。
ただ、2010年38歳の時に、「自分が本当にしたいことはなんだろう?」と自問自答。
出てきた答えが、「農家をしたい」という純粋な気持ちでした。
「今までの人生は人が作った物を売る、という人生でした。
でもこれからは自分が自信を持って作ったものを売りたい、って心から思ったんです。」
「何を作ろうかな」と考えた時に真っ先に思いついたのが、一番大好きな『お米』。
しかし、お米は設備投資がかさむため、「新規就農者には出来ない」と周囲に大反対されました。
「でも、そんなことは関係ないと思いましたね。自分がうまいと思うものを、自信を持って作ればいいと思って始めました。」
1年間の有機農業の研修等を経て、2012年に縁があって今の南阿蘇村に田んぼを見つけました。周囲は阿蘇の豊かな山々に囲まれ、ただそこに居るだけで心が癒される素晴らしい空間です。
湧水で育てるイセヒカリ
田んぼの水は、目の前で湧き出す水源の湧水を使用しています。南阿蘇村は水が生まれる郷(さと)と言われるほど水が豊富にあちこちで湧いています。名前のついている水源だけでも11カ所あり、さらに小さな名もなき水源が各地区にあるそうです。
生活排水は一切混じらない、そのまま手に汲んで飲めるミネラルウォーターです。
「南阿蘇は母の故郷でもあり、新規就農してからずっと条件に合う田んぼを探していました。今の田んぼが見つかった時は本当に嬉しかったですね。」
大森さんは若い頃からサーフィンが趣味。その影響もあり地球環境のことを常に考えて生活を送っていました。だから、就農してから「農薬を使わないことは当たり前」でした。
また、南阿蘇で自然栽培に先駆的に取り組んでいる高島和子さんとの出逢いもあり、農薬はもちろん、肥料さえも一切使わない自然栽培に本格的に取り組み始めました。
天日干しへのこだわり
今では見かけることも珍しくなった天日干し。乾燥機での乾燥が一般的ですが、「天日干しのお米を楽しみに待って頂いているお客様がいらっしゃるので続けていけます」
機械乾燥の場合一晩かけて乾燥するのに対して、太陽と風の力で、天候を見ながら1週間から2週間かけて乾燥させます。
神さまのお米
イセヒカリとは、伊勢神宮神田で誕生したお米です。
伊勢神宮では、10月15日から25日にかけて、神嘗祭(かんなめさい)が行われます。 これはその年に取れた新米を最初に神様に捧げて感謝する行事です。
この神嘗祭で神様に捧げるお米の事を御神米といい、何年もの間「コシヒカリ」が捧げられていました。
しかし、1989年に伊勢地方を台風が襲い、神田のコシヒカリの稲は全滅しました。 その中に、たった2株だけ直立する太くて逞しい稲がありました。
今までのコシヒカリとはどうも様子が違うので、詳しく調べてみた結果、新品種であることが分かったのです。 これが後の「イセヒカリ」でした。
イセヒカリはその後何年もの間、神の米であり、神殿より門外不出とされていました。 そして神嘗祭では、それまでのコシヒカリに代わってイセヒカリが神に捧げられる様になったのです。 台風の被害が与えた正に奇跡の米、イセヒカリ。 それはまさに「神が与えたお米」でなのではないのでしょうか。
品種
品種
イセヒカリ
生産者
生産者
大森博
生産地
生産地
熊本県南阿蘇村
農法
農法
自然栽培歴7年以上
種情報
種情報
イセヒカリより自家採種6年
サイズ・内容量
サイズ・内容量
3㎏、5kg
